ちょっと前になりますが、2月5日(水)に話し方研修が行われました(@長崎県弁護士会)。
普通、弁護士会で研修があるときには、講師は、先輩の弁護士や関連団体の方が多いのですが、話し方研修ということでフリーアナウンサーの佐藤利恵さんでした。
研修の内容は、人の第一印象がどのくらいで始まるかから始まり、声の高さと話すスピードでどのような印象を与えるか、腹式呼吸のすすめなど多岐にわたりました。
ちなみに人の第一印象は0.5~0.6秒で決まるそうで、視覚情報が55パーセント、聴覚情報が38パーセントということでした。この第一印象が悪いと、なかなか挽回が難しいとのことでした。
また、やや高めの声でゆっくり話すと親しみやすい感じとなり、やや高めの声で速めに話すと活動的な感じとなり、低めの声でゆっくりと話すと信頼できる感じとなるとのことでした。プロのアナウンサーは、話す内容に応じて声の高低と速度を変えているとのことでした。確かに、ニュースを見ているとそのような感じです。
あと、間の取り方。「あー」とか「えーと」とかは、NGとのこと。しかし、意識していても、つい、癖で出てしまったりします。
最後に腹式呼吸の実践練習がありました。腹式呼吸で話すと、声が対象を突き抜ける感じです。
私たちも、相談時や裁判時には、なるべくわかりやすく話したり説明したりする必要があります。反省するとともに、大変参考になりました。
佐藤さん、ありがとうございました。→佐藤さんのブログですhttp://ameblo.jp/sato-rie/